ぎっくり腰とは?急に腰に痛みが出た場合の対処と予後
ぎっくり腰は急性腰痛症と呼ばれます。
ぎっくり腰になる可能性としては
・同じ姿勢で作業を長時間していた
・重いものを持った
・前かがみの姿勢をしていた
・筋力トレーニングを当日または前日にやっていた
・顔を洗っていたら急に痛くなった
など関節や筋肉に急に負荷がかかった時に痛みが出ます。
初期の症状としては急に腰に「あっやばい!」といったような痛みが走るのが症状のひとつです。
少し腰が痛いかも?と思ってそれから徐々に痛みが強くなっていきます
ぎっくり腰になった時の応急処置
そのような状態になると1時間もすれば炎症が起きてきて動けなくなってきますその状態では第一優先は安静です。
第2優先としては炎症が強いのであれば氷嚢を作って20分ほどアイシングをするのがおすすめです。
最初冷たくて辛いですが少しずつ感覚が無くなってくるのが終わらせるサインです。
痛みが炎症反応によってどんどん強くなってくるので炎症反応を抑える働きがあります 。
動けるのであれば整骨院治療院にすぐに行って処置をしてもらいましょう。
整骨院では
・アイシング
・電気治療
・手技療法
・テーピング
などを行ってくれます。
行きつけの整骨院、治療院がある方はすぐに連絡をすればいいのですが大抵の方はすぐ動けなくなってしまうので(動けるぎっくり腰もある)自宅で安静という形になります。
寝返りをするのも厳しいし悪くなるとトイレに行くのも厳しくなります 。
炎症や損傷が強い場合は整骨院や治療院に行っても症状自体は変わらないこともあります。それは組織が壊れているため腰の中で切り傷のような症状が起こってしまうのですぐには痛みは取れないことがあるからです。
ぎっくり腰の期間と予後
朝起きた時が一番症状が辛いので朝は徐々に動かすようにしましょう2、3日経ってくると少しずつ症状は治まってきます。
それは炎症反応が3日でピークになりその後は炎症反応が治まってくるからです。
それからは少しずつ動くようにしましょう。
安静にするのが長すぎると逆に動けなくなってしまいます。
半年以上腰に痛みが出た人もいるので3日以降は動かしていきましょう。
あまりに炎症があればアイシングを何度かしましょう。
アイシングも炎症反応があればやるといいと思いますがあまり触ってみて熱感がないようであればアイシングをしなくてもよいです。
腰は身体の要と書くように少し切り傷が中であった状態でも全然動けなくなったりするので炎症反応自体は少なくても痛みが強い場合があります。
※あまり炎症反応がない状態でアイシングをたくさんしてしまうと関節や筋肉が固まり動けなくなってしまう場合もあるので熱感がない場合はアイシングをすることはお勧めしません 。
3日以上経って少しずつ動けるようになるのであれば整骨院や治療院に行くことをお勧めします。
少しずつ治っては来るのですが炎症反応が治った後は関節が歪んでしまったり筋肉が固まってしまって2次的に痛みが出てしまいます。
繰り返さないために行くことをお勧めします。
仕事の影響などで整骨院などに通えないようであれば自宅でセルフエクササイズをすることをお勧めします
ぎっくり腰の簡単ストレッチ4選
ぎっくり腰は痛めた後が大事です。
繰り返さないようにエクササイズをしましょう。
仰向けの状態で両膝を曲げて体に少しずつ近づけましょう。
この時に両手を使って膝をかかえて少しずつ手前側に動かしていきます。
両膝が厳しい方は片足ずつで大丈夫です 。
痛みに合わせて10秒×2~3セット
うつ伏せの状態で肘を立てて少しずつ腰を反っていきます。
痛みに合わせて無理がないように10秒反ったら5秒休むを10回ほど繰り返します。
反れるようになったら肘を立てていたものを手をついてするようにしてください。
次に片方の膝を曲げて負けてるほうと反対の方に膝を倒し腰を捻るようにします
俺も痛みの強い人はあまり無理をしないように徐々にやりましょう
反対側もやり10秒やったら反対というのを4セット繰り返しましょう
次に両膝を立てた状態で片方の膝をもう片方の膝に組みます。
その状態で手で下になった膝を持ち胸の方に近づけます。
お尻が伸びるようであれば正解です20秒ずつ反対側もやりましょう 。
まとめ
・急に痛みが出てきたらまずは安静
・炎症があるようであれば氷嚢を作りアイシング
・動けるのであれば整骨院や治療院に行く
・少しずつ動けるようになってくるのであればエクササイズをする
・治っても再発する恐れがあるのでしっかりと治療院や整骨院に行く