背中の張りやだるさの原因とセルフケア
長時間のパソコン作業や日常生活の姿勢により、背中が張ってきたり、痛みや違和感を感じたことはりませんか?「下を向いたり、物を取ろうとかがんだ時などに痛みがでる」「背中にだるさを強く感じる」という方は要注意です。
背中の痛みは、ギックリ腰のように急に激しい痛みが起こる場合もあれば、背中のこりが悪化してだるい痛みを感じることもあります。
どちらも共通しているのは、背中の筋肉・背骨に異常があるということです。背中の張りの原因や対処法などを紹介します。
主な症状は2種類
同じ姿勢を繰り返すことにより背中の筋肉が固まり症状が出たりします
血流やリンパの流れが滞りハリなどの症状が出ます
運動不足や長時間の同じ姿勢により関節自体の動きが悪くなって背中に症状が出ます
背骨の動きが悪くなると周りの靭帯や筋肉も硬くなります
症状が発生する原因
症状が発生する方は、普段の行動習慣が原因である可能性が高いです。心当たりがある習慣があるか、確認してみて下さい。
両腕を前に出すと肩甲骨が前方に引っ張られ、姿勢が悪くなります。また、顔も前方に出すので肩甲骨から頚、背中、肩につく筋肉に負担が掛かります、。筋肉が硬くなることで血管が圧迫されて血流不足になり、ますます筋肉が硬くなります。
また、巻き込み肩になることで胸の筋肉が縮まったまま伸びなくなることにより、ますます姿勢が悪くなっていきます。
重いかばんを肩にかけることで、肩を持ち上げようとする筋肉に負担がかかり、筋肉が硬くなります。また、筋肉が押さえつけられると血行が悪くなり疲労が蓄積し、ますますこりが起こります。いつも同じ方にかばんをもつ背骨のゆがみが改善されず、悪循環になってしまいます。
猫背は肩甲骨が前方に引っ張られ、顔も前方に出るので頚、背中、肩まわりの筋肉に負担が掛かり、こりを感じます。また、巻き込み肩になることで胸の筋肉が縮まったまま伸びなくなることにより、姿勢が悪くなります。背骨同士の関節や背骨とあばら骨の関節もずれてきます。
運動不足だと、肩甲骨を後ろに引く力が弱まり、顔が前方に出てきます。肩甲骨から頚、背中、肩につく筋肉に負担が掛かると、筋肉が硬くなり、こりを感じます。 筋肉が硬くなることで血管が圧迫され血流不足になり、ますます筋肉が硬くなります。また、巻き込み肩になることで胸の筋肉が縮まったまま伸びなくなることにより、ますます姿勢がゆがんできます。
日常でのストレスによって、自律神経が乱れると、交感神経が興奮し、筋肉の動脈は収縮して、筋肉が硬くなります。硬くなった肩周辺の血流が悪くなるので、筋肉が硬くなりこりを感じるようになります。
外気などによって体が冷えると筋肉が収縮し、硬くってこりを感じます。血管も収縮するので血流も悪くなり、筋肉が硬くなります。
また、深部体温が下がると自律神経が乱れ、交感神経が興奮し、筋肉の動脈は収縮し、筋肉も硬くなります。硬くなった
セルフケアで背中の張りを改善
背中まわりの筋肉や関節を動かすことにより症状の改善を図ります
壁に1mほど離れ両手を頭より少し高いところにつけます
そのまま頭を下げるようにして背中を伸ばします
肩甲骨の周りが伸びるようなイメージです。
腰の後ろのところで手のひら同士を組みます。
そして肩甲骨を寄せるようにして手を下に引き下げ少し首を上に向けます。
3秒を5セット程繰り返しましょう。
同じ姿勢で猫背の人に効果的なエクササイズです。
治療院で背中の張りを改善する
背中の張りや凝りは意外と早く改善したりします
筋膜リリースをしている治療院がおすすめです。筋膜りリースは固まった背中の筋肉がほぐすだけでなく、柔軟な筋肉にすることができます。
背骨の周りも筋膜リリースをしてもらい脊柱の動きを改善すれば、背中の痛みはかなり軽減するでしょう