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股関節が痛む原因とは?

 日常生活で急に股関節が痛くなっても、何が原因かわからないことが多いですよね。  今回は、股関節の症状別に、原因をみてみましょう。

股関節やモモのまわりの筋肉が硬くなっている

足には非常に大きな筋肉がついています。
筋肉が硬くなることで股関節の腱が硬くなり痛みが出ることがあります。

特に大腿四頭筋や内転筋と呼ばれる筋肉が硬くなり痛みがでることもあります。
マラソンなどの運動している人は大腿筋膜張筋と呼ばれる股関節の外の筋肉が硬くなり股関節の外側や膝の外側が痛くなったりすることもあります。

入浴後痛みが緩和するようであれば筋肉の可能性があります。
暖める事により筋肉が柔らかくなり痛みが軽減するからです。

関節が原因の場合

股関節の動きが悪くなることにより、痛みが出ることがあります。
通常の関節の可動域よりも動きが悪くなったりすることで、動くときに痛みが出たりします。

整骨院や治療院などで関節可動域訓練を受けたり、モビリゼーションと呼ばれるテクニックを使って痛みが改善することがあります。

関節の動きが悪くなることで筋肉が固まることもしばしばあるので、筋肉と関節が両方原因になっていることも多くあります。

変形性股関節症

加齢に伴い股関節が変形してくる病気です。
50代頃から徐々に変形して痛みが出てきたりします。

整形外科に行きレントゲンでの診察が必要になります。
歩行が困難になるなど動きに制限がある場合は手術が必要になることもあります。

手術は骨切り術と呼ばれる軟骨に負担がかかりにくくなるようにする手術と、人工股関節置換術と呼ばれる人工関節を入れる手術があります。

その他

「関節リウマチ」は免疫の誤作動により関節に炎症が起き、痛みなどが起こる自己免疫疾患です。

女性の30代から50代に多いのが特徴です。
病院に行き治療薬をもらうなど早期発見により改善します。

股関節が痛くなった時どこにいけばよいのか?

まずは年齢である程度判断することが出来ます。

50歳以下の方であれば変形性股関節症での痛みの可能性は低いでしょう。
筋肉か関節が原因の可能性が高いです。

50歳を超えてくると変形性股関節症の可能性もありますのでレントゲンで一度見てみるのもいいでしょう。

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