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体の痛みの原因は?そもそも痛みってなぜ起こるの?

肉体は不具合が発生すると「痛み」としてSOSを発しますが、急に痛みが出る場合や、気づいたら痛かった場合など、状況によって様々な痛みがありますよね。 痛みのメカニズムや原因を学んでいきましょう。

急に痛みが出た場合

体に何らかの過度な負担がかかると、筋肉や靭帯などの組織が微細損傷をします。その時に組織にある痛みを感じ取る神経に刺激が入ります。
それが1つ目の痛みの原因です。

「ズキッ!」と強い痛みが出るのが特徴です。
そして微細損傷をした時毛細血管などが壊れ炎症反応が起こります。

炎症反応が起こるときに神経伝達物質であるブラジキニン、ヒスタミン、プロスタグランジンと呼ばれる物質が同時に集まってきます。
この神経伝達物質が2つ目の痛みの原因です。

そして鎮痛薬として知られているロキソニンはこの炎症反応によって出た神経伝達物質を抑える効果があります。

ですので炎症によって痛みが出た場合ロキソニンを飲むと痛みが緩和するのはこの作用が影響しています。

逆にロキソニンを飲んでも痛みが緩和されない場合は炎症反応が原因ではない可能性があります。

気付いたら痛かった場合①

痛みを感じる神経は筋肉の表面や靭帯などに多く含まれています。
日常生活の姿勢が悪くなると周りの筋肉や関節の動きが悪くなり体が硬くなります。

その硬くなりすぎて組織が癒着してしまうことで痛みの神経が反応して慢性の痛みとなります。

ストレッチや入浴することで緩和するのはこのケースが多いです。
周りの組織が一時的にゆるみ楽になりますが、朝になるとまた硬くなっているので痛みが出るのが特徴です。。

気付いたら痛かった場合②

痛みの原因が脳にある場合もあります。痛みをやわらげる側坐核と呼ばれる場所があります。

慢性腰痛の人は健常者より脳の血流が減少しているといった研究データがあります。

ストレスにより脳の機能が落ちて血流障害が起こり側坐核の働きが落ちる事で慢性の痛みが続くことがあります。

【ワンポイント】
側坐核の血流UP法!
脳の血流を上昇させるには楽しいことや運動が効果的です。

自分の趣味や軽いジョギングなどは体の血流はもちろん脳の血流状態もあげるので効果的です。

腰痛改善エクササイズ

心因性による腰痛改善エクササイズ
1、手をお尻に当て足は肩幅に開きます
2、その状態で手でお尻を前に押すようにします
3、3秒押してゆっくり戻すを10セットやりましょう。

腰を反るのが怖いかもしれませんが脳が腰を反るのが怖いと認識して反れなくなっている場合があります

何度か繰り返すうちに反ること自体大丈夫ということを脳が認識するようになれば自然と腰痛がなくなってきます。
またこのエクササイズは椎間板に原因がある方も有効なエクササイズです。
※病院で脊柱管狭窄症と診断された方はエクササイズをするのをやめて下さい。

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