整骨ガイド

Osteopathy Guiderch

  1. Salon Navigation
  2. 整骨ガイド
  3. 足の症状別基礎知識

足の症状別基礎知識

足にまつわる色々な症状をまとめました。 体が地面に設置する唯一の場所なので意外と重要な場所です。

足の裏が痛い場合

1、足底筋膜炎(足底腱膜炎)
足底筋膜と呼ばれる筋膜が日常生活により負担が起きて発症します。
かかとや土踏まずに多く見られます。
扁平足や甲高、ランニングなどで使いすぎによって起こるとされています。
歩行時や運動時に痛みが出るのが特徴です。
整骨院などで固まった筋膜をほぐすことで緩和しますが運動など足に負担がかかる動作をすると治りが悪い場合があります。
インソールなどで足の負担を軽減するのも良いでしょう。

2、関節の歪み
足は沢山の骨が組み合わさってできています。
その骨が歪むことにより痛みが出ることもあります。
この症状であれば長引かずに良くなることが多いです。

足の指が痛い場合

1、外反母趾
母趾が内反して人差し指がわによってくることにより親指の内側に痛みがでます。
歩き方や靴(主にハイヒール)などによって悪化すると言われています。
市販で外反母趾用のサポーターなどがあるのでそれを購入するのもいいでしょう。
あまり悪くなりすぎると手術することもありますので早期に対処が必要です。

2、内反小趾
小趾側が薬指側に入ってくる症状です。
痛みが出ることは少ないですが骨盤への影響など歩くときに他のところに影響が出たりします。
これもサポーターがありますので矯正するのもいいでしょう。

3、モートン病
足の中指と薬指に痛みや痺れが出る症状です。
神経が圧迫されることで起こります。
女性に多くハイヒールなどは原因の一つとも言われています。

4、痛風
足の親指に激痛が走ると痛風かもしれません。
それこそ風が吹いただけで痛みが出ると言われるくらい痛みが出て腫れます。
痛風の原因の結晶は顕微鏡で見るとギザギザしていてそれが関節に痛みを出すのです。
薬の処方で多少は緩和します。
高尿酸の原因は食事2割、古くなった細胞の排泄のよるもの8割と言われています。
牛乳やヨーグルトに含まれるカゼインと呼ばれるタンパク質によって尿酸値が現象するという研究データがあります。
お医者さんに相談しましょう。

足の甲が痛い場合

1、靭帯損傷
多くは前距腓靭帯と呼ばれる靭帯が損傷しますが三角靭帯や踵腓靭帯と呼ばれるところも損傷したりします。
運動時に痛くなった時は整骨院で早めに治しましょう。
靭帯損傷が治った後はリハビリをするのをお勧めします。
靭帯が緩んで運動のパフォーマンスが落ちたりするので筋力トレーニングや
バランスディスクと呼ばれるバランスの悪いところの上に乗ることで
靭帯組織にある関節固有受容器と呼ばれる体の位置を脳に伝える受容器が活性化して捻挫のしにくい足首になります。

2、手足口病
ウイルスにより発疹や熱、腫れがある時は手足口病を疑いましょう。
乳幼児に起こりやすいです。
すぐに病院で診てもらいましょう。

3、成長痛
成長痛により足の甲が痛くなることがあります。
悪くなってくると骨端症になるので靴の調整やインソール、運動の癖などを見直しましょう。

4、ケーラー病
3歳〜7歳くらいの男児が痛みを訴えたり歩き方がおかしい時は第1ケーラー病を疑ってください。
舟状骨と呼ばれる部分の成長過程での骨端症で最悪壊死することもあります。
12歳〜18歳くらいの女性が痛みを訴える時は第2ケーラー病と呼ばれます。

まとめ

少しの症状だからといって甘く見てはいけません。
足は色々な症状が出るところです。
自分の症状を見極め早期の治療をすることをおすすめします。

その他の記事(下半身の部位別基礎知識に関する記事)

整骨ガイド記事一覧